|トピック
ヤクルト入りハ・ジェフン(四国IL・徳島)「NPBでも走攻守すべてを見せたい」
2016年5月27日(金)
→ 5月30日ヤクルト入団会見後のコラム 燕入りジェフンはギラギラした目の25歳 野生児は日本野球にハマるか?
27日、東京ヤクルトスワローズとの契約が合意に至った、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスのハ・ジェフンが徳島で記者会見を行った。以下、一問一答。
―ヤクルトと契約合意に至ったことについて
「まず嬉しい。ヤクルトに行っても徳島で残した成績と同じような結果を残せるように頑張りたい」
―ヤクルトからどんな点が評価されたと思うか。
「自分は何か一つのスキルが際立っている選手ではなく、走攻守すべてが出来るタイプなので、その点が評価されたと思う」
―自分が最も自信があるのは
「バッティングだ。バットスピードの速さに自信がある」
―NPBで対戦したい選手は
「カブス時代に6年間一緒にプレーしたイ・デウン(千葉ロッテ)のことは、やっつけなければいけないと思う(笑)」
―徳島でのプレー経験で何を得たか
「これまで色々な国で野球をやってきたが、日本は今回が初めて。このリーグはNPBではないが十分に実力があるチームだと思っている。そのリーグでプレーしたことで日本の野球に対応するきっかけになった」
―徳島のファンに対して
「応援してくれて試合後にもたくさん声をかけてもらったことが嬉しかった。ヤクルトに行っても結果を残したことだけではなく、徳島で一緒に過ごした時間を覚えていて欲しい」
中島輝士監督
「これだけの身体能力を持っている選手は、NPBの中でも5人といないのではないか。トップレベルだと思う。特に走塁のスピードは教えてもできないものを持っている。外国人選手ということでプレッシャーはあるが今の状態で行けば期待できる。ただまだ若いので、長い目で見て欲しい。チームにうまくはまって欲しい」
南啓介球団代表
「複数の球団が興味を持つ中、最初に注目し熱意があったヤクルトに行くことになった。走攻守、特にスランプのない足と肩はこれから迎える交流戦に向けて、相手チームにプレッシャーを与えられると評価された」
ハ・ジェフン
1990年10月29日 韓国生まれ。右投右打 身長183cm87kg 外野手
龍馬(ヨンマ)高校在学時の2008年7月にシカゴ・カブスと契約。韓国プロ野球のドラフト指名は受けずに米球界入りした。カブス傘下のマイナーリーグでプレーしメジャーリーガーを目指すも昇格に至らず、手首の負傷もあり2015年限りで退団。今年から四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに所属している。27試合出場、打率.352(リーグ2位)、6本塁打(1位)、20打点、7盗塁(5月26日現在)。 |